人間は年齢に関係なく以前は覚えていた内容を忘れてしまう場合がありますが、これが加齢が関係するとその割合が多くなり、特に人の名前を忘れやすくなってしまいます。
そのような理由から人の名前が突発的に出てこなくなると老けたと感じてしまう場合がありますが、このような現象はその程度は異なっていますが、誰でもいずれは起きてしまう体内変化だと言えるでしょう。
人間は得られた情報を記憶するために脳細胞に蓄積していますが、この脳細胞は体の他の細胞と同じように減少と増加を繰り返しています。
若い頃に物忘れが少ないのは減少分よりも増加分が多いからであり、加齢が進むと新陳代謝が悪くなるのでどうしても減少の方が強くなってしまい、記憶容量が狭くなるので記憶を止めておくことができなくなってしまいます。
この脳細胞の減少が著しくなるとアルツハイマーといった病気に発展してしまう可能性があり、食い止めるためには脳に栄養分を送るか常に活性化させて脳内の状態を維持するしかありません。
物忘れは普段は脳を使う生活を送っている人が急に何もしなくなると発生しやすくなる傾向にあり、使い過ぎるのも良くないと言えます。
適度に使うというのは難しいのですが、使った場合には睡眠などでしっかりと休息を取るようにしたり、何でもいいので考え事をする方が物忘れの防止に繋がるでしょう。
加齢は人間であれば避けることができませんが状態を維持するのは普段の行動で十分に可能なので、将来のためにも正しい情報を得て実践することが大切です。
この先どうなる?私!
物忘れは誰にでもあると言いますが加齢による物忘れはこのまま私はボケてしまうのではないかと思う恐怖さえ感じる今日この頃です。
現在アラフィフです。
特に酷くなってきたのは早くも40代半ばからです。
私はその頃同じ職種ではありますが職場を代わりました。
今までほぼ同じ環境で仕事をしてきたので感じなかったのですが、とにかく掃除道具の置き場所一つ、コピー機の使い方一つがすぐに覚えられないのです。
これはまた物忘れとは違う要素もあるのでしょうが、昨日聞いたことをすぐに記憶出来ず、また聞くみたいな感じです。
流石にメモを用意して事細かく書くことにしました。
それ以降年齢とともに「あー忘れとった!」ということが断然増えていきます。
料理しながら別の部屋に行き、そこで何をしにこの部屋に来たのかがわからなくなり、そしてさらに料理を火にかけていることを忘れ焦げる…みたいな感じです。
スマホの場所は特に忘れます。
どこに置いたかを忘れ、何回家でんから自分のスマホに電話をかけたことか。
色々なことを考えているとどこかの部分が欠落すると言った感じでしょうか?
最近は出かける時も時間をたっぷりとって余裕があるように出来るだけしています。
なにかを忘れないように。
そんな忘れっぽい私ですが忘れた方が良いことは忘れないなんて理不尽なところもありますよ。
これから先物忘れで迷惑かけるんだろうな~と思うと不安です。
加齢と物忘れとわたし
歳を重ねると物忘れが付き物です。
お若い方でも物忘れはありますが、加齢による物忘れはその比ではありませんよ。
何たって口から出たとたん、その前に話したことを忘れるということは流石にありませんが、頭の中でイメージしている途中で話しかけられると、イメージしていたことを忘れてしまいます。
例えば、車を運転していてどこどこに向かっているとします。
途中で何かを見つけたり話かけられたりすると、目的地を過ぎてしまうといった感じです。
日常生活でもそうです。
「今日の夕飯、何を食べようかな」と考えているとき、突然別のこと、例えば興味あるTVやニュースが入ってこようものならもう大変です。
夕飯のことを考えていたこと自体、思い出せないのです。
じゃあどうするかと言いますと、そのままでは生活が成り立ちませんので、近くに必ずメモ用紙と筆記用具を置いておきます。
何か思いついたときは必ず忘れるだろうという予想のもとに、あらかじめメモしておく訳です。
まあ何とも情けない姿ですが、どうぞご容赦ください。
物忘れとかうっかりミスは認知症は違う
加齢による物忘れは昔から言われていることです。
これはある程度は仕方がないのだと思います。
誰でも遅かれ早かれいつかは来る道だと思います。
この物忘れとかうっかりミスは認知症とは違います。
よく言われているのは、昨日の夕食は何を食べたかを忘れても、食べたことを覚えていれば問題はありません。
また歳を取るとよく昔の俳優さんの名前が出てこないことがあります。
それで夫婦であれだと言って通ずることがあるのです。
顔は出てくるのだが名前が出てこないとか言って。
これもある程度は仕方がないことです。
こういう俳優さんはいつもいつもTVにも出ているわけでも、ニュース等にもいつも登場するものではないからです。
私ももう70歳を過ぎました。
そしてアルバイトもやめました。
新聞ももう10何年読んでいません。
すると今日が何月何日とか何曜日とかいうことがすぐには出てこないことがあります。
しかし私は毎日PCでメールやインターネットのニュースを見ています。
これで今日が何月何日で何曜日等は把握できます。
また毎日、ワードで日記をつけています。
これは今日あったことを記事にすることで忘れないようにしているのです。
このことも物忘れの防止には役にたつことだと思います。
私は物忘れ防止にいくつかのことをやっています。
一つはカレンダーに医者の予約とか理髪店に行った日を記入しておきます。
またもう一つ手帳を持っていて、医者の予約も記入しておきます。
これで2重にしているのです。
このカレンダーも日記も100円均一で買ったものです。
これである程度物忘れを防止をすることができると思います。
そこでカレンダーの一つは絵とか写真のない、数字だけの白紙のものです。
これに赤字の大きい字で予定を書いておきます。
あと一つのカレンダーはその月が分かるような写真があるもので、何日が何の日かとか書いてあるものがいいですね。
それを見ると今日は何の記念日とかなんの旗日とか分かれば、その月の暦が分かるのです。
後は私はもうほとんど外出とか旅行等はしません。
せいぜい行くのは医者通いが多いですね。
後は町内会の傘下の囲碁の会とか俳句の会とかです。
こういう予定は忘れてもいいようにカミさんにも言っておきます。
後はPCを上手に使うことです。
前に忘れた俳優の名前なんかも、ちょっとしたヒントで検索をすることで、出てくることもあります。
囲碁も少しは考えることとか、指を動かすことが認知症予防に役に立つと言われています。
また私はほとんど毎日散歩をしています。
その際にポイ捨ての吸殻を拾っています。
また公園のベンチ等で俳句の吟行です。
これは結構頭を使いますよ。
やはり毎日頭を使うことが物忘れにはいいことだと思います。
物忘れで深刻化しているなら医師へ相談
加齢による物忘れを予防していきたいなら、規則正しく生活することが大事です。
毎日規則正しく、何時に何をやるというように決めていて、ちゃんとスケジュール通りの生活をしていれば、物忘れにより何かやり残したことがあった場合すぐに気が付くこともできるからです。
そして、生活が荒れておらず毎日キビキビと動いている人というのはそのまま自分の魅力にもつながるものです。
ですから毎日規則正しい生活をしている人も多いでしょう。
今は加齢に対応するためのサプリもこだわったものが多数販売されていますから、加齢予防となるサプリを質のいいものに変えてみても良いです。
しかしながら物忘れで、すでに深刻化しているような時は病院に通ってみるのも良い方法です。
病院ではその人にあった薬を処方してもらえますし、どのように対処すれば物忘れが悪化しにくいのか、というのも教えてもらえます。
物忘れというと自分も焦ってしまいますが、ストレスを増さないようにすることも大切です。
過度に認知症を疑うのは早計かもしれない
よく冗談や本気問わず、物忘れをすると『私、もうボケたかしら。認知症かしら』という方がいらっしゃいますが、加齢による物忘れと認知症は全くの別物です。
そうおっしゃる方は物忘れをきちんと『自覚』しているけれど、認知症の方は『自覚』そのものがありません。
そして体験したそのもの自体を忘れてしまうこともあるのです。
詳しく掘り下げますと、『朝10時に鈴木さんと会って、お昼はコンビニでイートイン。
夕方は晩御飯の食材をスーパーで買った』という一日の流れがあったとすると、ただの加齢による物忘れですとそのうちの一部分だけ忘れてしまいますが、認知症はその行動自体をさっぱり忘れてしまうのです。
そして『アレよ、アレ。あのドラマに出てきた俳優よ』というヒントがあれば物忘れの方は思い出したりしますが、認知症の方は思い出せません。
加齢によるもの忘れというのは、記憶したものを思い出す力(再生)が弱まることで自然と起きる現象ですので、過度に認知症を疑うのは早計かもしれません。
できるだけ早くから何か予防策を考えたい
筆者はまだかろうじて若年層に属しているため、まだ「加齢による物忘れ」をさほど心配はしていません。
祖父母や親戚に認知症を患っている者もいるが、こればかりは人間の定めというか、誰しもいずれ迎えるかもしれないことだから仕方のないことです。
ところが「物忘れ」にまつわる話が仕事の場となると話は違ってきます。
筆者の勤める企業はいわゆるオーナー企業で、経営者のほか、半ば終身雇用のような立場で働くオーバー60がたくさんいます。
大学を出たばかりの20代はもちろん、30代、40代はまだまだ新人扱いで、日々年長者のアシスト業務を任されるのです。
彼らは職歴から言えばベテランだがやはり年齢には逆らえません。
少々耳が遠かったり、パソコン業務は部下任せ、挙句「昔はこうだった」というお決まりの話の展開がつきません。
そして数日前に確かに報告し、承認を得ていたことも時間が経てばすっかり記憶から抜け落ち、ひどいことに自らの立場を180度くるっと翻して部下を非難することも多々。
家族なら「おじいちゃんだから」、「おばあちゃんだから」と許されるものかもしれないが、職場では周囲がただただストレスを蓄積するばかりです。
自分が将来こう思われないために、早くから何か対策や予防策を考えたいものです。
加齢による物忘れは全員に起こるわけではない
加齢による物忘れってテレビでも番組ができてしまうくらい当たり前のことになってきました。
私自身も「加齢すれば物忘れをするもの」と思っていたのですが、よくよく周りを見ていると必ずしも全員に起こること出はないことに気がついたのです。
例えば、仕事をやめてからも趣味や副業に力を入れていて毎日が充実している方です。
知り合いはもう80くらいになるのですが、20代の仕事をバリバリしている人よりも物忘れがなくしっかりと覚えています。
会ったことがある人で話したことがあるのであればどんな人かも覚えていますし、名前だってもちろん覚えています。
以前にどんなことを話したのかも覚えていますし、「あの人誰だっけ」、「名前を度忘れした」なんてこともほぼないです。
加齢だから物忘れが激しいのは仕方がないことと考えるのは間違っていて、加齢でも物覚えがよい人はたくさんいるのだなと気づかされました。
日々充実させて、そんな高齢者になりたいなと思います。
自分の価値観をしっかり持つことが大切
加齢による物忘れを体験した人はいるでしょうか。
人間は歳を取るとどうしても物忘れしてしまうものです。
つい前の日に食べた夕食が何だったのか忘れてしまうこともあります。
しかし、加齢による物忘れは防ぐことが出来ません。
それならば、加齢による物忘れを理解しつつ、生活することが求められます。
自分の中で大切な言葉というもがあるでしょうか。
大切な言葉は、子供の時の教訓から、今日覚えた教訓まで様々です。
でも、大切なことは今の自分にとって重要な教訓を心に留めておくことです。
たとえ、自分が何者かわからなくなったとしても、今まで大切にしてきた流儀は忘れません。
大切な言葉は自分を守ってくれます。
ですから、加齢による物忘れで大切なことは、自分の価値観をしっかり持つことだと思います。
昨日の夕食が何だったのか忘れたとしても、それよりも大事なことがあるはずです。
最近、物忘れが多くなったと思いましたら、ぜひ大切な教訓を思い出して自分の価値観が重要なことに気づきましょう。
脳の活性化と運動で加齢による運動不足を解消
加齢による物忘れというのは自分が気が付かないうちに発生するものです。
ですからそうならないように、まだ若いと感じられる年齢から脳を活性化させる運動をしていくことというのが大事です。
そして、嫌にならずに脳を活性化させることとして役立つのが、わくわくしたり、楽しめる物語を見たり聞いたり、読んだりすることです。
面白い作品というのは、いつの時代になっても人の心をつかむものです。
元が小説のものであれば漫画化されたり、映画化されたり、また舞台化されたりすることというのもあるものです。
そのたびにまた新しい魅力を再発見できるということもあるので、今までに読んだことのある作品、見たことのある作品も注目するようにしましょう。
キャストが違えばまた違った見方をすることもできるのでそれも楽しいものです。
そうやってせわしなく脳を楽しませて働かせることによって物忘れ予防になりますし、色々気になる場所に出かけることで加齢による運動不足も解消することができます。